こころ豊かに生きる・人生講座

第18期人生講座「日本に詳しくなろう」③-A・B~平成28年3月22日(火)~

「日本に詳しくなろう」③-A 葉っぱは見えるが根っこは見えない

今回のリーダーは真面目一辺倒の松本隆司さん。松本さんとのお付き合いは短いが「竹の子学園」のサポーターとしてお世話いただいており、時間以上に深い。本日のテーマは高久多美男筆「葉っぱは見えるが根っこは見えない」⑨リベラルアーツと日本人。「あの人は学校の勉強は出来るんだが『教養』がないんだよね」という場合の「教養」がリベラルアーツ。

 

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筆者のリベラルアーツの解釈は次の三点。①自分が本職としている分野での確固たる信念と卓越した知恵。②特定の専門分野を超えたボーターレスの横断的教養。③奥行きと広がりのあるものの見方、物事の本質をつかむ独自の直感力と洞察力。なるほどと思えるが何となく難しくなってくる。熟語が多いだけにまとめるだけ難しくなるのではないかと思える。

 

私たちのレベルにもよると思うが、松本さんはテキストに傍線を引き難しいところを省いて読ませ話し合いに入った。更に高久さんのインタビュー記事にも傍線を付けた。雑誌作りのコンセプトなどが優しい言葉で書かれており、傍線部分を読んで話し合うだけ難しいものがひも解ける感じがした。根っこの大切さにも触れていたが、ぼつぼつ面倒になる年齢だ。

 

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いくつになっても生きる目的は必要だが、競争はもうたくさんだ。もっと柔らかく生きたい。根っこを育てるのは土だけでなく太陽が必要だ。話はあちこちに飛んで行ったが、若者ほどの馬力はない。しかし松本さんは若い。身体が頑健なだけに心も強い。まとめの朗読も丹念で聞く人の心を打つ。言葉も一つずつ揉み解すことで理解が深まっていく。

 

お互いに勉強の進め方がレールに乗ったのか全体にレヘルアップしたようで嬉しい。難しいから逃げるではなく、果敢に立ち向かう気持ちが伝わり新しい境地に入れそうだ。

 

 

「日本に詳しくなろう」③-B 日本人のモノづくり

今回のリーダーは入川実さん。テーマは「松田次泰鎌倉期の刀を再現した男」。今回のテキストは入川さんの時間に余裕があったせいか、実に丁寧に積み重ねられている。本文に書いていない事柄も多く日本人のモノつくりの逞しさをテキストは示している。本文では理解できないことでも、一旦別の手でひも解くと姿を変えて理解できる。講座の意味がある。

 

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テキストのポイントを挙げてみる。①日本人の刀を考える。②三種の神器が意味するもの。③武士にとっての刀とは。④日本刀とは。⑤日本刀の特徴。⑥製作過程。⑦長らく鎌倉期の刀の再現が不可能であった背景。⑧鉄の種類。⑨踏鞴製鉄。⑩鉄、鋼、銑。⑪刀の構造。⑫刀に関する言葉。

 

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⑫の詳細。①鎬を削る。②切羽詰る。③懐刀。④反りが合わない。⑤抜き差しならない。⑥抜き打ち。⑦押っ取り刀。⑧短刀直入など。羅列して一つずつ具体的な意味を聞かれると答えに窮する。勉強の機会にしっかり追求しておくと役立つ。

 

■五七五の楽しみ

 弥生尽 大安楽の 座禅堂             弘子

 襟元に 一輪飾る 紅椿

 水流る 花ちりぬるを ときもまた         嬰枯

 黄の次は 木蓮馬酔木 白き色            実

 開花です 年に一度の 晴れ舞台

 盛り上がる トランクリンで アメリカは     不純斎

 知らなんだ 円陣なんと 賭博円

 アルファ碁 今度ロトの目 教えてよ

 

今週はパスが多い。私も四カ月発句出来ない。原因を考えても出来ないものは出来ないと言うしかない。どこかに病むところがあると思うが、一刻も早く回復したいと強く願う。