こころ豊かに生きる・人生講座

第20期人生講座「日本の世界遺産」⑧古都奈良の文化財 ~平成29年5月23日(火)~

「日本の世界遺産」⑧古都奈良の文化財

≪午前クラス≫

入院が予定より長くなったせいもあり、「人生講座」を二回も休ませてもらった。熟女たちに会えず寂しい思いがした。残念ながら「日本の世界遺産」の第6回「古都京都の文化財②」と第7回「厳島神社・原爆ドーム」のリポートが書けなかったことをお詫びしたい。今週は久しぶり出席し、「古都奈良の文化財」を学んだ。リーダーは田原靖子さんにお願いした。 

 

 

奈良の文化遺産は身近に感じるが、予想外に多くの人はご縁がなかったと仰る。中学生の時の修学旅行は「京阪神・奈良」で決まりだった。55~65年も昔のことだから、とんと記憶に残っていない。大きな「大仏さま」にびっくりしたくらい。大仏さまが建立された750年ころの首都は奈良にあり、人も文化も集約していた。シルクロードの終着点になっていた。

 

 

「咲く花の匂うがごとく」と謳われた平城京。シルクロードの終着点として中国や朝鮮半島からさまざまな文化が流れ込み、日本の古都奈良で花開いた。1300年を超えたいま、当時の木造建築は中国や朝鮮にはなく、奈良にだけ残っている。日本の建築にも計り知れない影響力を与えた奈良の文化財は、1998年世界遺産に登録された。法隆寺などは1993年。

 

 

巨大な大仏で知られる東大寺、風格ある五重塔の興福寺、春日神社と春日山原始林の一体となった美しい景観、曼荼羅を本尊とする日本最初の仏教寺院・元興寺、1300年前の都の跡・平城宮跡。鑑真和上の寺として名高い唐招提寺、白鳳時代から約1300年を経る東塔のある薬師寺、今回登録された古都奈良の文化財8カ所を分かりやすく紹介された。

 

 

田原さんは観光目的の旅ではなく、学習のねらいで参加されることが多い。それだけに内容の深さは抜群で、学べる。

 

≪午後クラス≫

■本日の五七五

 いつ負ける それが話題の 新四段        不純斎

 まどうなら 署員の金で 埋めるべし

 度胸ある 庄屋の娘に 手を出した

 晩春や 高が知れてる 女です           嬰枯

 雷鳴が 聴こえぬ犬の 身に哀れ

 レガシーの 私の一枚 セピア色          道章

 忖度で 辞められないか 議員さん

 忖度で 日本の戦後 繁栄し

 春うらら 歯抜け童も 一年生           恒子

 梅雨ごもり 筆の滲みて 写経かな

 まどろみに 初鳴きを聴く 不如帰          実

 年表を ひもとき触れる 古都の風

 久しぶりの菊子さん パス

 本日は調子乗らず弘子さん パス

第六回と第七回は入院でリポートを休ませてもらった。折角の発句を無にして申し訳ない。本日は「古都奈良の文化財」がテーマで入川さんにリードしてもらった。「日本の時代とその文化」を年表にまとめられ、全員に配布してもらった。奈良が都であったのは、710~784年の極めて短い期間だったが、シルクロードのラスト文化を見事に開花させた。

 

 

奈良は予想外に訪問した人が少なく、知名度の割には認知度が低い。大半の経験者は中学校時代の修学旅行による。当時は米のない時代で一人1合ずつ持参した思い出など語り合った。大仏殿が建立されたのは752年。一度、火災に遭ったが下半身は焼け残り現在も当時のものが残っている。東大寺、正倉院、興福寺、春日大社、元興寺、平城宮跡、唐招提寺、薬師寺の世界文化遺産8点について、詳しく解説があった。