こころ豊かに生きる・人生講座

第19期人生講座「日本・街道の旅」⑨ ~平成28年12月27日(火)~

「日本・街道の旅」⑨-午前クラス  

本日の学習は四国を学ぶ。「撫養街道」「大洲・宇和島街道」「土佐東街道」と四国の北、西、南を歩く。四国巡礼の起点である撫養から、吉野川の北岸を西に向かう撫養街道、松山と城下町大洲・宇和島を結ぶ大洲・宇和島街道、高知から太平洋沿岸を徳島に延びる土佐東街道。四国の道は物資輸送の道としても重要だったが、八十八ケ所巡礼のお遍路さん道だった。

 

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四国八十八ヵ所の起点である霊山寺を起点とし、お寺さんを左右に見ながら脇町の歴史ある町を通り、祖谷のかずら橋、大歩危小歩危を歩く。大歩危の渓谷は美しい。徳島県の池田を経て愛媛県に入る。今治を経て道後温泉郷に入る。道後の湯は夏目漱石の「坊ちゃん」と共に著名である。道後温泉館の三階には漱石の木造が座っており、因縁の深さを知る。

 

松山城の天守閣を左に見ながら大洲・宇和島街道に入る。内子の町並み、大洲の町並みを写しながら当時の繁栄を物語る。内子から大洲の途中にある臥龍院は9,000人が4年の歳月を掛けて完成した壮大なものである。小坂峠では43番目の源光山があり、法華津峠を下り、吉田を通過、宇和島市に入る。先人が苦労した段々畑や真珠の養殖も著名である。

 

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高知から徳島までの土佐東街道は180㎞ある。高知城は今も天守閣が健在であるが、関ヶ原の戦い以後、山内一豊が二代で完成させた。桂浜公園の坂本龍馬像は遥か遠くを眺めている。伊尾木川を過ぎると宿屋杉という大きな木の根っこがある。数十人が天露をしのげる広さで多くの人の命を救った。室戸岬を通り吉野川の三角州である徳島平野に入る。   

 

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四国は小さいけれど伝承の地が多く楽しませてもらった。第十回は最終回で「日向街道」「唐津街道」「薩摩街道」を歩く。維新の激動の面影を残す街道を学ぶ。楽しみにして欲しい。

「日本・街道の旅」⑨-午後クラス

■本日の五七五

 

 聞きたいよ 安倍さんカジノで 儲けたの      不純斎

 酒褒めて プーチン食い逃げ 肩すかし

 二兎の倍 広げた網が 大き過ぎ

 球児らの 掛け声高く 冬木立           弘子

 門前を 掃き清めれば 年新た

 鈴なりの ユズ トゲ チカット 歳の暮      菊子

 ライト川 故郷めざす 高速道

 年毎に 終いは早く 年賀状             実

 「港」歌碑 童に還り 師走の空

 若者の 会話パピプぺ 冬座敷           嬰枯

 十二月 海に会いたく 一人旅

 日報の 残り少なし 冬至日や           伸雄

 退院や 迎えの車 師走風

 窓を打つ 木枯らし激し 別世界

 

本日の講座資料は前回の「人生講座」リポート。こころの文字「からだはいのちの器」。本日の街道は四国、「撫養街道」「大洲・宇和島街道」「土佐東街道」。なぜか高松や金毘羅さんが収録されていなかった。四国は近場だし道後温泉など観光地も多い。四国八十八ケ所のお遍路を歩いた人も多い。感想を述べるに事欠かない。松山城、道後温泉など全ての人が歩く。

 

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四国は台風の多い地域である。大抵の農作物の収穫期に台風が見舞い、収穫に仇なす。そこで生まれたのが藍作り。吉野川の氾濫を避け一大名産地となり、経済を潤した。メンバーの米今菊子さんは大洲の版画展に応募。見事に入賞を果たした。賞品の地球儀は家宝にしている。大正五年に建てられた内子の芝居小屋は今も健在で、歌舞伎なども上演されてといる。宇和島の段々畑は祖先の知恵が生かされている。

 

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