こころ豊かに生きる・人生講座

第15期人生講座「やさしい論語」2-A・B~平成26年7月22日(火)~

「やさしい論語」2-A

梅雨明け宣言を耳にして、こころなしか吹く風も爽やかに感じられる。本日は山男の松本さんは北海道へ、椋田さんは東北のそれぞれ名山踏破に出掛けた。無事帰還を心より祈念する。まとめをお願いしている宮川さんは、ポイントの副読本を手作りしてくださった。感謝でいっぱい。しっかり勉強しなさいと励まされているようで嬉しい。

 

2014.7.22jinsei (3)

 

本日は第二章「暮らしの中の論語」。副読本の解説は、①温故知新、②切磋琢磨、③過ぎたるはなお及ばざるが如し、④憤せずんは啓せず、⑤一を聞いて十を知る。安岡定子さんは難かしい章句を易しく解説されるが、宮川さんの説明で理解が一層深まる。他に「敬して之を遠ざく」から「敬遠」が、「遠き慮りなければ…」から「遠慮」が日常語に。

 

2014.7.22jinsei (4)

 

何気なく日々使っている熟語や四字熟語が、論語から無数に生まれていると学び、日本文化の素晴らしさも知る。CDは約60分、残りの30分はメンバーの感想を聞く。何気なく日々を過ごしているが、琴線に触れることがあるようで喜ばれている。孔子は実践哲学の人で身に付けた知識は、日常の暮らしで生かさなければ意味がないと教えている。

 

2014.7.22jinsei (5)

 

「貧しくてもへつらわず、豊かでも驕らない人」も悪くはないが、「貧しくても道を楽しみ、豊かでも礼を好む人」には適わないと一段上の生き方を求める。学び方、実践の方法にもよるが、ささやかな学びがこれからの人生をより充実した日々に変えるかもしれない。慣れないうちは難解だが、素読しているうちに身内に沁み込むかもしれない。

 

 

「やさしい論語」2-B

午後のクラスの案内人は入川さん。生涯学習で「やさしい日本語」の講師を務めているだけに得意のジャンルであるが、それでも予習は怠らないとの話。毎回予習用に次回のテキストを手渡しているから、せめて素読をしっかりして参加してもらうと理解も深まりそうだ。照れもあるが高野さんは右から左へ、築城さんは思考回路が整わないとか。

 

2014.7.22jinsei (1)

 

安岡講師の講義は淀みがなく耳に快い。すべての章句を素読するが声も調子もそろい始めた。江戸時代の寺子屋もこんな雰囲気だったか。詩を読んで感性を磨き、過去を知ることで先を読む。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」の解説を聞きながら「中庸」の大切を学ぶ。「出る杭は打たれる」との関連も話題に上った。安村さんは早くも雰囲気に馴染まれた。

 

2014.7.22jinsei (2)

 

■五七五

・勤めにて 唯一得たもの 今の妻        ようじ

・あの世にも テレビとラジオ あるのかね

・十五歳の ざわめく気持ち 受け止める     ひろこ

・台風と 一緒に飛んでけ 夏落ち葉

・いかずちも お伴従え 通りゆく        かつこ

・柿落ち葉 光キララと つややかに

・梅雨明ける 景色が違う 気も違う       きくこ

・遺作展 人柄までも 偲ばれる

・梅雨明け みんみん蝉と 子らの声       たかの

・太鼓鉦 笛で舞う姫 美しき

・梅雨去りし 土用来たりて 丑を待つ      みのる

・幼子の とうきび食す 甘き顔