こころ豊かに生きる・人生講座

第14期人生講座「日本に詳しくなろう」10-A・B~平成26年1月28日(火)~

「日本に詳しくなろう」10-A

本日のリーダー田原靖子さんは人生講座メンバーになって3年になるが、これまで一度も正面に位置したことはない。定員が8名だから4カ月に一度は経験することになる。だが、これまで固辞し続けてきた。ところがここに来て思いを変えた。選んだテーマは、ジャパニスト・17号から「全国一ノ宮探訪録⑯「春日大社」。田原さんは奈良大好き人間。

 

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奈良は大和の国と呼ばれ、「やまと」という響きが私たち日本人の感性に働きかける力は格別である。春日大社は大和の国の一ノ宮ではない。大神神社である。全国に約1000社ある春日神社の総本社。一ノ宮ではないが日本の原形質を探る意味でリポーターの佐藤拓夫氏は取り上げたのだろう。4頁にわたり参道から本殿まで詳細に紹介されている。

 

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テキストは春日大社の位置づけ、主要神事の紹介に始まり、全国一ノ宮探訪録にまとめられている。①概要、②起源、③現在、④成立時期、⑤一ノ宮の変遷、⑥一ノ宮争い、⑦一ノ宮一覧表と続く。残念ながら初めてだから進め方は未熟だったが、足りないところは半田和志さんがフォローし事なきを得た。田原さんは初体験の大役を果たした。

 

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余った時間は大筋に外れない範囲でメンバーが勝手に議論した。それはそれで楽しい。締めくくりとして田原さんに感想を求めた。発表は十分でなかったが、ここに至るまでの勉強は楽しかった。某旅行社の歴史探訪グループのメンバーになっているので、さらに一ノ宮に限らず知識を深め伝えられるようになりたいと意欲を示された。

 

 

「日本に詳しくなろう」10-B

リーダーは入川実さん。選んだテーマはジャパニスト19号から上甲晃「日本人の志」⑫。「命懸けで留学した〝長州ファイブ〟の志に学ぶ」。長州ファイブとは初代総理大臣・伊藤博文、初代外務大臣・井上馨、鉄道庁長官・井上勝、東京大学工学部創設者・山尾庸三、造幣局長・遠藤謹助。彼らが密航留学したのは二十歳代のとき。志は大きい。

 

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入川さんは彼らが密航留学をした時代背景、日本の未来を憂う大きな志などを解説した。そしてなぜ今の若者たちが内向きになったのか、自由に討議して欲しいと問題を投げかけた。就活問題、リスク回避、居心地、親の過保護、国全体が内向きなど、問題点が指摘された。特に海外留学については国策で環境作りが必要だと対策が提案された。

 

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■野遊びを する子も見へぬ 団地かな       嬰枯

 着膨れて ころころ散歩 人と犬

 なつかしや 新年会の 熟女衆          勝子

 寒椿 真紅の花の 凛として

 寒い朝 選抜のニュース 春近し         弘子

 卆寿の夢 初恋の人 現われる

 凍てる空 浮かぶ眉月 春節(はる)近し     実

 あざやかな 蝋梅の黄 立春(はる)来る

 冬の川 見守り遊ぶ 親子サギ         小百合

 大寒に 冷気を溶かす 朝の月

 木枯の 帰へるあてなき 永遠の〇        栄子

 蝋梅の 葉のなきことを 美学とす