平成22年10月3日(No5036)   10月1日 ③

10月1日 ③

MDSでは今年の7月、空中茶室を建てられた。空中と銘打っているのに地面から柱が立っていると冷やかしたら、茶席の周囲は空中だとオーナーの小河二郎さんは反論。結構な費用が掛かったと思うが、世話になっている社員を「もてなす」ための投資とか。これには驚いた。凡人は口には言うが行動は伴わない。あらためて小河さんの言行一致に感動した。

 

一昨年の12月、家具作り名人の秋山利輝さんの好意で「囲炉裏テーブル」を作ってもらった。名人と技能オリンピックのメダリストたちの合作。日本に二つとない逸品である。秋山さんの自宅に招かれたとき「囲炉裏テーブル」でもてなしを受けた。そのときの感動が一年がかりでカタチになったものだ。他社にないもてなしの武器として期待していた。

 

残念ながら稼働率は予期していたほどではない。社員や賓客のもてなしには最適だが、よく考えると実行にはさまざまな条件が必要だ。もてなす「亭主」に料理の腕やテーブル捌きの心得がいる。わが社には社長しかいない。仕事の合い間だから、いきおい回数が減るのも無理はない。このままでは折角の宝物が生きてこない。秋山さんに解決策を問うた。

 

社長がもてなすのは「社員」と「VIP」に限定し、年間スケジュールを立てる。顧客のもてなしは担当社員が受け持つ。味や手捌きに問題はあるが、目的の第一が「もてなし」にあるので心が伝われば、それで十分だ。顧客と一緒に料理をすればさらに値打ちが上がる。味はプロには叶わないが、感謝の気持ちさえあれ ば十分。「もてなし」は「心」…に納得。

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