平成22年10月9日(No5042)   高齢者が主役の新時代

高齢者が主役の新時代

厚生労働省は「敬老の日」に合わせて、日本の高齢者人口の推定値を発表した。予想はしていたが65歳以上の高齢者は史上最高の2944万人に達した。総人口が減少しはじめたのに高齢者は増え続ける。前年比で65歳以上は6万人増と少なめだが、70歳以上は61万人増、75歳以上が53万人増、80歳以上でも38万人増となっている。驚きだ。

 

こどもが減り高齢者が増え続けると社会は衰退するというが、見方をかえれば商売には大好機にならないか。高齢者は経済的にゆとりある人が多い。戦前派はつましい暮らしの習慣がある。無駄な消費はしない。決して収入は多くはないが、支出は極めて少ない。貯蓄も若者に比べれば、はるかに多いだろう。しかも世に伝えられているほど弱者は多くない。

 

外装リフォームの引き合いがあったHさんは親戚筋の古いお客さま。懐かしく担当の江原さんのお供で訪問した。12年前主人に先立たれ、さぞかし衰えていると思いきや、後期高齢者には見えない肌つや、立ち居振る舞いは完全に若返っている。昔話に花が咲いた。独り暮らしなのに暮らしへの投資は惜しまない。値切る気配もなく一発契約。恐れ入った次第。

 

一日おいて友人に紹介で修繕工事のお客様宅を、金本さんにくっついて訪問。何と主人92歳、奥さんが90歳。どちらも10歳は若く見えるほど元気いっぱい。商圏には1万7千人もの高齢者が健在だ。いま戦略の柱になっている「そうじ」「はがき」「講座」は高齢化路線そのものではないか。いずれも他社は真似できない貴重な武器だ。高齢者を虜にしよう。

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