平成22年11月1日(No5065)   思い出のタオル

思い出のタオル

次の日曜日は寒さが和らいで晴れるとの予報。ほっと胸を撫で下ろす。第7期親子農業体験塾「志路・竹の子学園」の卒塾式を予定している。今期最後の農作業をはじめ、すべて屋外の活動だから小春日和が有り難い。毎年の事ながら卒塾生、修了生に贈る記念品に頭を悩ます。塾生は保育園の年長組から小学校6年生まで幅広い。予算は限られている。

 

ずいぶん以前のことで忘れていたが、運営委員の山野幸恵さんに「今年の記念品はこれに…」とタオルのパンフレットを渡していたらしい。「どうしようか」と相談すると、「決まっていますよ」とパンフレットを取り出した。やっと記憶が蘇り、きっかけを思い出した。2年前、協力業者の懇親旅行のとき、四国の「タオル館」を訪れたことがある。

 

そのとき、おしゃれに陳列されていたタオル群に魅了された。デザインは詩人、作家で画家の俣野温子さん。お土産に俣野さんの詩集「泣きたいほど青い空」を求めた。挿絵がタオルにも溶け込んでいた。このほど俣野さんのギャラリーが広島にオープンし、そのパンフレットを山野さんに渡していたようだ。ショップには様々なタオルが可愛く微笑んでいた。

 

広島のど真ん中にあるビルへ山野さんとジャンパー姿で出かけた。本通りを歩くには不似合いだったが、気にする風もない。塾生の名前入りタオルを注文した。それからが大変だった。33名分のタオルと刺繍する書体を選ぶのだ。もちろんデザインは男女別、年齢別で違う。刺繍の色にまで…。山野さんの心遣いはきっと塾生の心に熱く伝わるに違いない。

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