平成23年11月8日(No5437)  おかげさま

おかげさま

10月18日、主治医から癌の完治を伝えられた。定期検診で胃がんが発見された日から間もなく9年になる。5年後生存率36㌫(ステージ3B)から、思いもかけない奇跡の復活となった。生死の分岐点を越えるには多くの要因があるが、ふるさとでスタートした親子農業体験塾「志路・竹の子学園」の力は大きい。ささやかな活動は生へのエネルギーになった。

 

「おかげさま」の思いをどのようなカタチにすれば良いかを考え続けた。月に一度とはいえ6年もの長い間、塾生を学園に連れて来てくれた保護者に対する感謝の念は強い。受けてもらえれば卆塾して3年間、ささやかだが奨学金(言葉は不適切かもしれないが)を贈ることを決めた。原資は老齢年金を充てる。もともと命がなければもらえなかったお金だ。

 

卆塾式の謝辞を述べながら閃いたことだけに、具体的な方法はまだ決めていない。残念ながら資金に限りがあるだけにすべての卆塾生に贈ることは出来ない。6年間(小学1年から6年まで)在籍した塾生家族に限るとした。第1期に入塾した塾生は6年以下でも同じとする。すでに高校生になった卆塾生もいるが、高校卒業までは贈る。スタートは来年4月1日。

 

第8期の卆塾生は3名だが、該当者は1名のみ。第7期は1名。第6期は3名。それ以前は調べてみないと分からないが、全体では10名程度と予測している。 第9期は該当者がいつもに増して多い。いつまでも続けたいが後継者不在の現状では、数年後のことは出来るだけとしか言えない。お節介かもしれないが、「おかげさま」を受けてもらえるとありがたい。

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