木原伸雄のちょっとと～く

金婚ドライブ①

14～16日の3日間、ささやかながら金婚記念のドライブと洒落た。行き先は四国の高知と松山。14日のスタートは午前7時と決めていたが、「フォーラム新聞」や「ビジネス界」の原稿で徹夜になってしまった。早朝清掃を済ませて帰宅したのが午前6時になり、スタートが30分遅れた。その分だけ初日の観光の大半は端折った。高速で高知まで320km。

 

前日は人生講座が午前と午後の二つ。夜は全体研修「広報の役割」。午後8時から午前5時まで原稿書き。フォーラムの一面に予想外の時間が掛かった。それが14日のスタートに響いた。しかし、その気になれば体力はいくらでも湧いてくるもの。13日の午前5時から14日の午後2時まで、一睡もしないで32時間。無事に高知の宿に辿り着いた。

 

部屋に案内されてすぐ午後5時まで爆睡した。午後6時には記念の揮毫をお願いしている旧知の「路上詩人・はまじ」が訪ねてくれる。昨年の5月以来の再会を喜ぶ。早速、見事な祝辞を筆で表してくれた。生涯の記念になる。しかも、プロからのプレゼントの申し出に感激した。それからが大変。心尽くしの料理を味わい終えたとき、万歩計は4600歩。

 

夫婦連れ立って夜の観光に出掛けた。時間も遅く商店街は全て消灯され、高知城のみスポットライトで天空に浮かんでいた。1時間余り歩き続け、何とか目標の1万歩を超えた。宿は高知で一番由緒のある｢城西館｣。天皇陛下や吉田茂さんの定宿と聞いた。さすがに心遣いが行き届いており、すべてに満足した。記念に「夫婦箸」をプレゼントされた。