平成23年12月28日(No5487)  可処分時間

可処分時間

家庭での会話に数字が増えてきた。大半は時間だ。○時○分に出発、○時○分に帰るなど。そのせいもあって生活のリズムに無駄が著しく減ってきた。日曜日も万歩計表示が目標の1万歩に大きく足りない3450歩。残りは6550歩。帰るコールは60分後と伝えた。時間に合わせて食事の支度をしてもらう。まるで新幹線の時刻表みたいと、妻はぼやく。

 

最近、人生の可処分時間はどのくらいあるか考え始めた。男性の平均寿命を80歳とすれば、残りは5年で1825日となる。43,800時間でしかない。そのうち睡眠、食事、入浴、通勤などの時間を引くと365日休まず動いて、使える残りは25,550時間となる。1日は14時間。睡眠時間を削って我武者羅に働く手もあるが、持続可能とは言い難い。

 

ベストは生きた時間を上手にやりくりし、可処分時間の有効活用を図るしかない。人生でもっとも貴重な資源はいうまでもなく時間である。時間が足りないからと仕事の手抜きは許されない。時間は誰にでも平等に与えられているが、使った時間は2度と戻ってこない。時間は目減りするが、マネージメント出来るところに救いがある。工夫次第で有効に使える。

 

人生が残り少なくなった今、今という時間、今日一日をどう生きるかを常に意識して生きるようになる。もう一つの方法は長生き。健康であることが条件だが、平均寿命より一年でも寿命が延びれば、可処分時間は増える。時間の使い方に完璧を求めるが、完璧にこだわり過ぎないバランス感覚も必要だ。いずれにしても残り少ない時間、有効活用したい。

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