平成23年3月11日(No5195)  人材払底

人材払底

前原誠司外務大臣が違法な政治献金の責任を取って、あっさり辞任した。外から前原さんの胸中は計りかねるが、表情は実にさばさばしていた。残された?菅直人首相の表情はさらに暗くなり「あの~」が一段と増え続けている。あまりの潔さに追い詰めたはずの自民党・西田昌司議員は、拍子抜けしているのではないか。ちょっと作戦が狂ったようだ。

 

最近の民主党内閣の体たらくを見ながら、すっかり政治には関心が少なくなってしまった。4百人も国会議員を抱えているのに、なるほどと頷かせる人事ができない。日本を支える人材が残念ながら民主党にはいない。経験の浅い松本剛明・外務副大臣を昇格させるようでは、日本外交は世界から軽く見られる。明治の元勲の血筋が通用するほど甘くはない。

 

打倒!菅内閣というけれど、前原さんが抜けると後釜がいない。先行きどうなるか分からないけれども、しばらくは総辞職も国会解散もできない状況になった。つまり後継がいないから辞めたくても辞められない。民主党の「菅降ろし」や野党の「解散要求」も声が高いだけで難しくなった。詰んだと思われた菅内閣は大丈夫。予算関連法案も何とかなりそう。

 

中田宏さんにも言えることだが、「日本新党」や「松下政経塾」を看板に政治家になった人が民主党には多い。ブーム政治家だから、何事によらず底が浅い。選挙や政局の手練手管ばかり勉強しているから、松下幸之助翁の高い志を何処かへ忘れてしまった。前原さんも中田さんも褌を締め直せと、天が時間を与えてくれたと思えば修練が出来る。期待して待つ。

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