平成23年5月11日(No5256)  「さん」は非礼か「ありがとう」は無礼か

「さん」は非礼か「ありがとう」は無礼か

最近、言葉遣いではなく「文字遣い」について悩まされている。実はディリーメッセージや雑誌の原稿、フォーラム新聞などに書かせていただくとき、「鍵山秀三郎『日本を美しくする会』相談役」について、特別の場合を除き、初出は「鍵山秀三郎さん」、二回目から「鍵山さん」と表現している。肩書きに関係なく(皇室は除く)、すべて「さん」と付している。

 

ところが「鍵山先生のことを『さん』とお呼びする方は、あなた以外、何人もいらっしゃいません」と文書が届いた。もちろん相対したときは「さん」ではなく、その場に叶うように礼を尽くしている。他にも表現方法はあるのかもしれないが、肩書きや尊称を使い分けると読む側も混乱されるのではないか。「さん」は世界で通用する尊称だと信じている。

 

はがきなどの私信に限らず、すべての文書に自筆で「ありがとうございます」と朱書きしている。師と仰ぐ鍵山さんは、自分のこと以外でも「ありがとうございます」を書き添えられる。その都度、感動をいただいている。東日本大震災、掃除に学ぶ会、万縁の会など、世の中の役に立つことを為したとき。鍵山さんにとってすべての事象は自分のことなのだ。

 

このほど開いた「万縁の会」の総会に出席されたすべての方に、「ありがとうございます」と書き添えて「お礼はがき」を書かせていただいた。それを「無礼だ!」と批判された人がいる。取るに足らないことだが、楽しくない話は直接の方が分かりやすい。もう少し広い心でおおらかに暮らしたいものだ。ギスギスした世の中は、誰も好まないと思うが、いかが?

 

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