平成23年5月29日(No5274)  一つずつ片付けるしかない

一つずつ片付けるしかない

「毎日仕事が多く心身ともに疲れる。辛いし、いっそ死んでやろうか、と考えたこともあるが、結局、自分が一つずつ片付けるしかないと思うようになった」。江原文男部長の研修における述懐である。誰も気付かないだろうが…と付け加えた。タイプにはいろいろある。すごく忙しいのに、人に感じさせないタイプ。現場数、金額、営業件数など飛びぬけている。

 

やる気満々、能力(読み書き算盤)大丈夫、学校を出て採用試験を受けて入社、口も立つ、夜遅くまで懸命に働いている、しかし、結果が残せない。何かが足りないのだ。最近「残念な人」というキャッチコピーが人気だ「残念な人の○○」というように使う。かつて「品格」ということばが重宝された。「日本の品格 (藤原雅彦著)」がハシリ。今は「残念な人」。

 

「残念な人の思考方法」に続いて「残念な人の仕事の習慣」を拾い読みしている。「自分が一つずつ片付けるしかない」と結論したのは素晴らしい。大抵はほとんど人のせいにする。菅直人と同じ思考回路で「自分は悪くない。みんな相手が悪い」となる。こういう人は「申し訳ありません。みんな私が悪い」と口では言うが、自分の能力を過信している。傲慢。

 

「自分が一つずつ…」の前提には、「自分が至らない、自分が悪い」と思わなければ、たどり着けない場所だ。その意味では実に価値の高い思考回路といえる。何かが間違っているから成果が上がらない。世の中はうまく行くように出来ているのにダメなのは「努力が足りない」か「やり方が間違っている」か、そのどちらかだ。続きは次の機会に…。

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