平成23年8月10日(No5347) 日本一心を揺るがす社説に学ぶ

日本一心を揺るがす社説に学ぶ

どんなことでも「これで最高!」と思ったら、そこでおおむね人生が一旦停止する。再稼動させるには膨大なエネルギーが必要だから「まあいいか」であっという間に時間が過ぎていく。それを繰り返していると、もう思考回路が働かなくなる。そこで「謙虚な生き方」が言葉だけになり、やがて鼻持ちならない「傲慢な生き方」が当たり前になる。

 

言志四録(佐藤一斉)に「経書を読む葉は、即ち我が心を読むなり」という一節がある。書物を読むときはその内容を単なる知識として詰め込むのではなく、自分自身の心を読む姿勢がなければならない。どんなに深く学びたいと思っても、その時点における自分の人生経験や心の豊かさに応じたものしか受け取れない。敬意を持って接しなければ気付けない。

 

書物を通じて自分自身を読み、一歩でも高めようとする意識がなければ、単なる本好きで終わる。読書で得た知識や与えられた知恵をどう生かすかと悩む前に、読むときの姿勢が問われると解説は教えている。このほど「みやざき中央新聞」の編集長・水谷謹人さんがまとめた「日本一心を揺るがす新聞の社説」に出会えた。感動した。己自身の生き方を顧みた。

 

早速みなさんにも読んでほしいと思い、岡元専務に試読してもらっている。少し頭が柔らかければ、ものの考え方や見る視点に変化が生まれると思う。自分を知る、自身を高める、お客様との会話を充実させるために大きく役立つと確信している。読み方、生かし方は改めて伝えたい。もっとも本など読む習慣がない人は、少し努力が必要になる。自分のため。

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