平成25年4月21日(No5967)   竹の子学園の変化

竹の子学園の変化

親子農業体験塾「志路・竹の子学園」では、毎月、塾生に対して厳しい期日設定をして宿題を求めている。以前は体験したことを作文にしていたが、いまでは絵を中心に変えた。塾生の低年齢化が進んで文字を書くことが著しく不公平になった。三歳児の塾生もいるが、文字は書けないが絵は自由奔放に描ける。中には小学生に負けない子どももいて楽しい。

 

今期は新塾生が半数の12名を締めているが、これまでルーズだった期日が守られるようになった。それも締め切り日に余裕を残して。在籍が長くなって慣れが生じると、意外にも保護者がルーズになってくる。子どもが早く書いても保護者のところで止まる。その悪弊が一気に解消されて嬉しい。絵に付ける保護者のメッセージも100%。親子の姿が映る。

 

学園の行動基準は、①礼を正す、②時を守る、③場を清める、の三項目だが、これまで難点だった「時を守る」が出来るようになった。小さな子どもは親に従う。一日の出来事を語り合いながら色鉛筆やサインペンを持てば、締切日などものの数ではなくなる。朝礼はぴったり午前10時に始められるようになった。当たり前がカタチになるには時間が掛かる。

 

宿題の絵は自然体験や農業体験のスナップと合わせて編集し、一冊のアルバムにまとめられる。田植えの5月塾は19日の開塾だが、一ヶ月も余して資料が整うことはかつてなかった。絵は子どもたちの素晴らしさを年齢で差別しない。障害児も同じように力が発揮できる。見落としがちであるが、新入塾の親子らが「竹の子学園」の新しい伝統を築いてくれている。しかし、開塾日は雨が降らないという伝説は、天に守って欲しいと願う。今年も新しいドラマが展開される。

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