平成25年5月4日(No5980)   鍵山さんが説くはがきの効用

鍵山さんが説くはがきの効用

鍵山秀三郎さんは「筆まめであること」はビジネスパーソンとして必須の作法だと説かれる。鍵山さんが感じているはがきの三つの効用。一点目は「出会いが深まる」。人と人との出会いには、直接会う、電話で会う、手紙で会う、三つの方法が考えられるが、もっとも印象に残るのが「手紙で会う」。この出会いは短期間にご縁が深められることが特徴である。

 

二点目は「感謝の気持ちが湧いてくる」。「作法は心を導く」とい言葉があるが、ハガキを書き始める(形)と、自然に感謝の気持ち(心)が湧いて来る。はがきは相手の長所を思い浮かべ、感謝の気持ちを伝える手段。その人のためだけに自分の時間を使い、その人のことで頭をいっぱいにして書いたはがきは、必ず相手に喜んでもらえると確信している。

 

三点目は「突発的問題への処理能力が研ぎ澄まされる」。いくら本を読んでも、よい話を聞いても、考えなければ思考力は深まらないが、ヒントを得ることは出来る。ヒントを具体的にかつ論理的に解明するには、書いてまとめることが一番。書く習慣を身につけることで、考える力は飛躍的に向上する。限られた行数に必要な要件を書くことで集中力が養える。

 

自分の考えと信念が確立されると、判断に迷わなくなる。人生は突発的な出来事の連続。即座に判断して、もっとも適切な解決策を選択しなければならない。ハガキを書き続けることで処理能力が養われたと鍵山さんは経験を語る。感謝の気持ちをはがきに託して、お客様から喜ばれるサービスを確立して欲しい。(鍵山秀三郎著「仕事の作法」より抜粋) 先日も丸山正信さんから冷やかされた。「木原さんほど鍵山さんから手紙をもらう人はいない。大切にされている証拠だ」。

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