平成25年7月17日(No6054)   「海の日」

「海の日」

新聞の題字下にある日の丸を見てから、7月の第三月曜日が「海の日」であることを思い出した。いつもなら前日に国旗を掲げるのだが、午前9時前にあわてて国旗を出すいい加減さ。申し訳ない。以前は7月20日が「海の記念日」とされていた。ハッピーマンデー法により変更された。歴史や伝統に由来する祝祭日を変更する安直さに疑問を感じている。

 

「成人の日」「敬老の日」「体育の日」も同じ扱いであり、毎年、国民の祝日が変わっている。元々は明治天皇が50日をかけて東北地方を巡幸されたとき初めて船に乗られ、青森、函館を経由して横浜に到着された日です。それを記念して[海の記念日]が制定された。「海の恩恵に感謝するとともに海洋国家日本の繁栄を願う」と定められている。海で遊ぶ日?

 

日本は四方を海に囲まれた海洋国家で、海なくしては日本の繁栄はない。こうした記念日にあらためて海の恩恵に感謝し、制定のいきさつとなった明治の時代に思いを馳せたい。尖閣諸島や南鳥島あたりを中国の官船が我がもの顔に横行しているが、海の国境を警備している海上保安庁や、後方支援している自衛隊の活動に無関心では日本国民として恥かしい。

 

安倍晋三首相は「海の日」のメッセージとして、「海に守られた国」から「海を守る国」の表現を復活させた。その祝日に「そういえば最近海にご縁がないな」と、軽く感じたことが情けない。海あればこそのわが暮らし、その恩恵に手を合わせるくらいはしなければ罰が当たる。さらに熱くなっている尖閣諸島の問題には、せめて強い関心くらいは寄せたいもの。

 

暮らしは海に「守られ」ているが、外敵から国土を「守る」気概を忘れてはならない。とは言うものの具体的には何も出来ない。せめて安倍首相の「守る」メッセージに拍手を!

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