平成25年7月4日(No6041)   全国のトップに

全国のトップに

昭和40年の創業以来、今日まで48年間もの長きに亘って広島市信用組合のお世話になっている。とりわけ山本明弘・現理事長には公私共に知遇を受けている。その山本理事長が先月28日に開かれた全国信用協同組合連合会の定時総会で会長に推され就任された。全国157信用組合を束ねる中央金融機関のトップとして、地域金融の采配を振るわれる。

 

17年前の市信用・川野忠夫理事長に次いで二人目になるが、当時と今とでは金融機関を取り巻く環境が大きく異なる。どちらかと言えば不振に喘ぐ全国信用組合にとって山本理事長の実力と広島市信用組合の実績は見方によれば、希望の星になるのではないか。地場の零細企業にとっても朗報であることは間違いない。嬉しい。期待するところは極めて大きい。

 

現実の問題として大手の地銀などは、地元の零細企業を本気で相手にしてくれない。金融機関の実情を詳しく知る立場にないが、社会的責任をしっかり果たしているとは言い難い。先日の総代会でも公表された決算書によると、わが市信用の預貸率は90%を超えている。全国では50%を割っている信用組合が少なからずあるというが、信じられない数字である。

 

山本理事長の会長就任により過去10年間の好業績のノウハウが生かされれば地域金融機関の活性化につながる。山本理事長は地元の企業をこまめに訪問し激励されているが、全国組織の長ともなれば時間も限られてくるだろう。バックアップ体制は十分と思うから、本業はびくともしないだろう。全国の中小企業が息を吹き返す特効薬の処方を期待している。

 

全国の信用組合が市信用の業績に準ずれば、地域経済は間違いなく活性化する。アベノミクスの恩恵に浴さない地域経済に、あの大声と迅速な行動力でどんと活を入れてもらいたい。

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