平成25年9月24日(No6123)   おもてなし

おもてなし

「お、も、て、な、し」は今年の流行語大賞に選ばれるのは確実と思われるが、日本人の誰もが持っているDNAながらもっとも見えにくい行いである。おもてなしには、溢れる善意、思いやり、心遣い、表情、所作、礼儀など、目に見えない要素が大半であり似て非なる行いも多い。9/22「万縁の会・益田支部」の講演会があり、中田宏代議士のお供をした。

 

会場に行く前に「万縁の会」の支援者で日本一の自動車学校「Mランド・益田校」の経営者小河二郎会長を表敬訪問した。オリンピック招致のプレゼンテーションで「おもてなし」の日本語は世界に知られ、日本人の評価は高まった。ところがどうやって「おもてなし」を身に付けるかという話になると、相手に伝えることが極めて難しい。問われて考え込んだ。

 

広大なMランドの敷地に足を一歩踏み入れると、心が穏やかになるだけではなく新しいエネルギーが湧いてくるような気がする。この企業には「おもてなし」が満ち溢れている。現場に身を置くだけで「おもてなし」とは何か、どうやって身につけるか、たくさんのヒントがある。手抜きのようだが、現場に立つ、経営者に縁をいただく、その二つで可能と回答。

 

小河会長には出迎えから昼食の接待、歓談のひとときから見送りまで心温まる「おもてなし」を受けた。その心は従業員のすべて、ゲストと称される受講生にまで及ぶ。場に足を踏み入れる、人に会う、それだけで眠っているDNAが刺激され覚醒する。小河会長とは入魂な間柄にある中田さんが受けた刺激は、日本人としての矜持を存分に示した講演に表れた。

 

講演会は予想をはるかに超える聴衆を迎えて盛会だった。東京五輪の招致に成功した日本人魂を紹介しながら「おもてなし」も語った。やがてその熱い心は市民に広がる予感がする。

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