日々雑感~デイリーメッセージ~

平成26年12月14日(No6569)   政権選択ができない選挙

政権選択ができない選挙

国民にとっては何の意味もない詰まらない総選挙だが、本日投開票が行われる。メディアは自民党の圧勝を伝える。中には単独で三分の二の議席を獲得する大勝利という。政権奪取の相手がいない選挙だから、勝ちが決まっていれば、勝敗を論じるまでもない。どのような状況になっても自民党が次の政権を担うことが決まっている。これは選挙とは言えない。

総選挙は政権獲得可能な二つの政党がいて、どちらの政党に次の日本を任せるか選択の選挙になってこそ意味が有る。相手のいないひとり相撲は見ても面白くない。つまらない選挙にした犯人は民主党であり、党首である海江田万里である。国民から政権選択の機会を奪った罪は万死に値する。貧すれば鈍する。昨日まで争っていた相手を無批判に受け入れる。

自分の党もまとめ切れない。いわんや政権獲得を可能にする野党再編の音頭も取れない。政権を取りに行くときでないと曰まう。自分の党でさえバラバラでまとめられないのだから無理もない。選挙区で不信任を受け、比例で拾われた人間を代表にしたくらいだから、民主党にはよほど人材がいないのだろう。やがて社民党のように消えていく運命にあるようだ。

小さな政党は選挙に不利だということがよく分かった。それなりの意味はあったということか。政権選択の選挙は民主党の迷走で折角のチャンスを失った。しばらく自民党の政権が続く。失政したとき受け皿になる勢力がないのは国民にとって不幸だ。民主党は政権担当の能力も、政権を奪取する気概も持ち合わせていない。民主党が軸の対抗馬は永遠にない。

夜半には全体の勢力図が判明する。神奈川18区の中田宏に赤いバラが付けられることを、ひたすら待ち続ける一日に。