日々雑感~デイリーメッセージ~

平成26年12月27日(№6582)  拝啓 課長様

拝啓 課長様

小さい会社で会社と名が付けば肩書きが付いて回る。部長、課長、係長、主任など。零細企業では大抵の場合、役割、権限、責任の範囲など不明瞭なまま肩書きだけが独り歩きしている。役割は不明確で本人の自覚もないところから、肩書きはあってもイエスマンになったり、わがままをし放題になる。好況の時は何とか凌げるが、一旦不況になると混乱を極める。

 

課長職にはどんな役割が求められているかと問われ、正確に答えられる課長は零細企業には少ないだろう。組織の役割が曖昧だから当然ではあるが、意識がないかもしれない。まず三つの役割があることを理解して欲しい。➀成果を上げること。②チーム・組織を強化すること。③新しい仕事を作り出すこと。この三点が分かれば自分の役割について考えられる。

 

➀成果を上げるとは、数値的な売上や利益の達成ももちろんであるが、数字で測りにくいことがたくさんある。業務プロセスや職場風土の改善、部下の能力の向上なども含まれる。細分化すれば、A、数値の達成、B、顧客満足度の向上、C、従業員の満足度を高める。これらの指標をバランスよく達成すること。従業員満足と能力向上は大切な要素となる。

 

②チーム・組織を強化するとは、A、共通の目的・目標がある、B、全員が協働して目的・目標を達成しようとする貢献意識を持つ、C、メンバー相互の良質なコミュニケーションがとれている、この三つの条件が必要である。どうすれば?
 強いリーダーの存在、やる気の充実、情報の共有化、革新の気風、役割と権限の明確化、人材育成、公正な評価など…。

 

③新しい仕事を作り出すは、またの機会に。業績を上げるためにも、楽しく働くためにも、課長職は勉強が必要である。