日々雑感~デイリーメッセージ~

平成28年3月29日(№6969) 野次られて涙の横綱

野次られて涙の横綱

結婚式やさまざまな見世物でまともな稽古が出来なかった大関が、二場所連続優勝をして綱取りなるとは思わなかったがマスコミにすっかり乗せられて幻想を抱いた。琴奨菊は思いがけず元気なスタートで8日目まで7勝1敗と先場所同様の好調さを見せていた。ところがプロの見方は厳しかった。この相撲では後半勝てないよ、やがてバタバタ相撲になる。

 

その通りになった後半の7つの取り組みでは1勝6敗と元の8:7大関に戻ってしまった。琴奨菊は良い夢を見させてもらったと諦めるしかない。崩れたきっかけは稀勢の里の変わり身である。勢い込んで突進したら相手がいない。優勝争いは千秋楽までもつれたが、勝てば優勝の白鵬は勢いよく飛び込んできた日馬富士の目の前から消えた。そのまま飛び出した。

 

日馬富士は白鵬が変わり身で姿を消したのでびっくりしたろうが、熱戦を期待したファンはがっかりを飛び越えて怒りまくった。ヤジや怒号を飛ばしながら立ち上がり、国歌斉唱を待たずに帰り始めた。ヤジや怒声は相当厳しかったのか、白鵬はインタビューに返答できないばかりか泣き出してしまった。理由はいろいろあるだろうが、みっともない立場だ。

 

今場所に限らないが白鵬は「ダメ押し相撲」が多い。今場所は三回もあり審判部から注意を受けた。そのうちの一回は審判副部長に大怪我をさせてしまった。ダメ押しした嘉風の下敷きになり太腿を骨折し、全治三か月の重傷を負わせた。厳重に注意されても気にする風はない。稀勢の里も変化したではないか」とうそぶく。彼に気品など求めるのが無理なのだ。

 

稀勢の里が13勝2敗で準優勝したが、横綱の期待には遠すぎる。豪栄道が思いがけず最後まで優勝を争ったが、何としても拾い勝ちが多くさして希望はない。白鵬はやっつけろ。