日々雑感~デイリーメッセージ~

平成28年3月30日(№6970) 民進党が誕生

民進党が誕生

衆議院議員96人、参議院議員60人、計156人で民進党が結成された。代表に選ばれた岡田克也氏は「政権交代を実現するためのラストチャンスという認識を共有しなければならない」と党内の結束を呼び掛けた。直後の世論調査で自民党はややアップした。逆に民進党は民主党よりやや下がった8%、残念ながら維新の党を加えてもアップしなかった。

 

民進党は「安倍首相とは違うもう一つの道」を示すという。憲法改正を阻止し、安倍内閣の政策を否定するだけではかつての社会党と変わらない抵抗政党に過ぎない。安倍内閣も自民党もいつまでも続くとは限らない。万一のときはいつでも変われる力の準備が必要だろう。責任野党がそういう姿を見せてくれないと国民は安心できない。民進党に力はない。

 

参院選挙では共産党と協力し、衆院選では政権は共有できないという。共産党の票欲しさからなしくずしに拠ったり離れたりでは国民も納得すまい。選挙の票次第で基本政策が動くようでは多くの支持は得られない。憲法も「未来志向の憲法を国民と共有する」というあいまいな表現では党内さえまとまらないのではないか。維新は前向きだが民主はいろいろだ。

 

もともとの寄合体質はどのようにしてもぬぐえない。民主党政権時代に決定した消費増税10%も「軽減税率を導入するなら反対」と豹変した。民主党内には改憲派と護憲派が混在しており、「安倍首相が進める憲法改正は危険」といういい加減な表現でごまかしている。安全保障関連の廃止法案を共産党などと共同提案し、「日米同盟を深化させる」は真逆の言葉だ。

 

自民党政権に混乱が起きたらどうするのか。今の民進党では政権党としてはまったく頼りにならない。何としても自民党が国民のためにまともであってほしいものだ。民進党はダメ。