日々雑感~デイリーメッセージ~

平成28年6月3日(№7008) 民進党は勝負できるのか

民進党は勝負できるのか

新党「民進党」への期待がさっぱり高まらない。自民党にも安倍さんにもミスは多いのだが、内閣支持率も政党支持率も上がりっぱなし。逆に民進党は合流前の「民主」「維新」よりもマイナスになっている。内紛で分裂した仲間が返ってきたくらいでは、除名した仲間がもとのさやにおさまっただけで国民はもう一度政権を委ねようとは思わない。

 

民主党は社会党化したという批判は大きい。岡田&枝野体制は政権奪取が最大の目的から外れ、戦争法案廃止、憲法改悪阻止に的を絞った。「憲法を尊重しない安倍政権のもとで憲法改正阻止」は単なる屁理屈でしかない。憲法も良くなければ改めたらいいだろう。民進党にも憲法改正論者は多い。少なくとも国会で議論する素地を作ればいいのにと思う。

 

民進党が政権に辿り着くまでには、これから10年の時間が掛かる。前回の選挙で1回目の投票では若い細野氏が選ばれたが議員は一丁上がりを嫌って岡田氏に逆転させた。民主が期待されないのはこの辺りにもある。細野氏が代表になれば「7奉行」の「岡田」「枝野」「野田」「前原」「玄場」「安住」「樽床」は上がりになる。随分すっきりすると思うが…。

 

岡田代表のままではどんな小手先の技を見せたとしても勝てない。少なくとも選挙前には新しい顔が欲しかった。民進党は組織としては96年以来続いているのに、「結党20周年」を祝うどころか、「民主」の2文字をイメージ刷新のため捨て去った。「連続」しているのに「断絶」を印象付けようとする姿勢が、有権者の不信を買えば、勝利のチャンスは逃げる。

 

岡田氏が安倍首相に「責任を取って総辞職せよ」というのは簡単だが、果たして骨を拾う覚悟があるのか。言いっ放し…。