平成30年1月15日(№7539) 下がり続ける「手取り年収」

下がり続ける「手取り年収」

80歳を過ぎて無給になると給与の税制については無関心になるが、最近の税金の上がりようは無視できない。手取りは過去16年間で年収700万円の人は、なんと50万円も使えるお金が減っている。給料は上がり続けているのに、使えるお金は下がり続けている。国の財政状況と少子高齢化を考えると、今後も増税や首魁保険料の負担増は避けて通れない。

 

既に頭の中には残っていないかもしれないが、2003年にはボーナスの社会保険料アップ、2005年には配偶者特別控除の廃止、2007年には定率減税の廃止、2012には子どもの扶養控除の縮小などきりがない。厚生年金保険料は14年間もアップし続けていた。働く人にはクレームを持ち込む場所がない。政府が言う通り唯々諾々と従う立場に置かれている。

 

経済は好調だが政治力低下のために、多くの国民は増税の苦しみに気付かぬうちに耐えている。これは世界各国の共通である。健康保険料の多くは掛け金の少ない高齢者が消費しているが、政治力により高齢者の安易な医者頼みが避けられるのではないか。介護保険料は全国一律に引き上げられている。このままでは日本の社会保障システムは遠からず破綻する。

 

高収入者の増税は今後も続くが、遠くない将来「給与所得控除の縮小改正」で中間層の年収も増税になる。高収入の人たちの増税も他人事ではない。自分の事として受け止め自身の年収を把握し、今後の貯蓄と支出計画を立てたいものである。政治が拙速で未熟であるほど安易に増税をはかる。海外へ行けば1000円、森林税が1000円増える。消費税は如何?

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