平成29年1月8日(№7207) 高齢者の定義変更を提言

高齢者の定義変更を提言

日本老年学会と日本老年医学会は5日、現在は「65歳以上」とされている高齢者の定義を「75歳以上」に引き上げるべきだとする国への提言を発表した。学会は様々な健康データを分析し、現在の65歳から74歳は「心身の健康が保たれ、活発な社会活動が可能な人が大多数」と分析。それにしても学会も国もゆっくりだ。敬老会などはとうに75歳以上だ。

 

私はあと数日で80歳だが、肉体にやや衰えが見えるものの高齢者とは思っていない。確かに高齢者と呼ばれ、国政でも高齢者の扱いを受ければ、心身ともに高齢者になる。1日の生活のリズムも違う。仕事の上でも高齢者として扱われれば、思考回路も肉体の動きもそうなってくる。しかし、75歳まで1人前扱いされれば自然に躍動するようになるに違いない。

 

働く能力や年金の支給などに問題は残るが、ともかく75歳まで精いっぱい働いてはどうだろうか。65歳以上は27%、75歳以上は13%、定義が変われば高齢者は半減する。それだけに医療や保険の国庫負担は、制度の運用次第で半減するに違いない。65歳から74歳の働く人への給料など若干国が負担しても、社会保険料の支出減でお釣がくるのではないか。

 

昨年の出生が百万人以下となった。益々働く人が少なくなってくる。この際高齢者対策に抜本的改訂をすれば、国家財政も軽減されるだろう。日本の平均寿命は男性80,79歳、女性87,05歳に延びた。高齢者の感覚的定義も男性は「70歳以上」、女性は「75歳以上」が最多。若いうちから「高齢者」と呼ぶと叱られる。もっと社会へ貢献しよう。働こう。

 

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