平成23年10月16日(No5414)  動機が行動を支える

動機が行動を支える

若いメル友から6年間も届いていたメールが、何の前触れもなく突然途絶えた。ところが、75日ぶりに元気のいいメールが届いた。5週間も小学校の近くに下宿して、大学のカリキュラムである授業実習をしていたとのこと。一日9時間、主要4教科を中心として保健体育まですべての科目をこなした。当然のことながら炊事、掃除、洗濯まで自前だ。

 

過酷な日々に最後まで折れなかったのは、小学校の教師になりたいという強い願望があったから。やり遂げた後の達成感は何物にも変えがたい。子どもたちの笑顔にも助けられた。最後の授業でもらった作文に感動した。わが家に引越しを済ませ、朝食も弁当も作ってもらえる幸せを実感した。など細々と知らせてきた。中学生が立派な女子大生に成長している。

 

だらしない若い人が多い世の中、何がそこまで頑張らせるのだろうかと考えた。喉が渇いたとき人間は、本能的に水を求める。考えるまでもなく身体は動く。あれこれ考えていると人間は簡単に動けない。勉強しなければいけないのに出来ない、仕事をしなければいけないのに出来ない。行動に移せないときは、動機を再確認したらよいと教えられた。

 

動機が人の行動を変え、成功に導いてくれる。仕事が早く出来る人は強い動機があるからだ。動機付けが出来れば、脳はそれに従って働いてくれる。「動機の強さ」と「脳の冴え」は直結しているという。彼女が過酷な5週間を耐えることが出来たのは、それに匹敵する強い動機があったからに違いない。仕事をやり遂げることが快感になる。そうなればしめたもの。

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