平成23年12月22日(No5481)  金婚ドライブ④終

金婚ドライブ④終

NHKが3年越しで放送している「坂の上の雲」に登場する明治時代の毅然とした男の群像に感激し、一度はゆっくり訪問したいと思っていたが叶った。ミュージアムのテーマに相応しく、一つ一つの展示室を鑑賞するには建物内の坂を上らなければならない。日露戦争で活躍した松山出身の秋山兄弟の紹介が主だが、明治維新を成し遂げた日本の気概が見える。

 

2時頃アーケード街で食事をした。ウロウロした挙句蕎麦屋を選んだ。理由は昼食どきでもないのに、お客さんの出入りが絶えないから。「すき家」「吉野家」もお客が入っていなかった。250円の牛丼では人を集められない。そばは美味しかった。ボリュームもあった。セットものも魅力があった。店員の応対も淀みがない。繁盛にはきちんとした理由がある。

 

松山観光のキャッチフレーズは、①温泉の町(道後温泉)、②俳句の町(正岡子規)、③城下町(松山城)。その中から選んで県指定有形文化財の萬翠荘を見学した。建築は大正11年、松山藩主の子孫である久松伯爵が別邸として建てた。命名の由来は「松山城の麓の緑の中に佇む邸宅(パンフレット記載)」。天皇陛下の休憩所、食事室、謁見室も現存している。

 

地下1階、地上3階の268坪の隅々まで、大正ロマンが息吹いている。文学の深みと、建物の深みが、時代のまま感じられる素晴らしい建築美だ。松山から広島まではフェリーを利用した。船中で予定のはがき50枚を書き終えた。荷物を降ろし、午後9時そのまま会社へ。金本、山本、山野の3名が頑張っていた。3日間のつけは大きい。又しても午前様に。

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