平成29年2月2日(№7232) 「脳」の働きを知る

「脳」の働きを知る

最近になって物忘れがひどいと妻によく指摘される。以前とさほど変わらないと思うものの、重なれば「そうかな」と勝手に思い込む。認知症に近づいているのかと勝手に判断するが、あらためて脳の機能について考えたい。社内でも「何度言っても理解しない」と苦情を聞くこともある。何でもきちんと記憶し、必要なときに取り出して使えれば言うことなし。

 

脳の一時的記憶保管庫「ワーキングメモリ」の容量は小さく、すぐに新しい情報に上書きされてしまう。物覚えがいいのは新しい情報が入らないからであって、どんどん新しい情報を得ている脳は上書きの作用で物覚えが悪いと錯覚しがち。自分勝手にそう判断して納得している。すぐ忘れるのは大したことではないからだ。実際、大切なことはよく記憶している。

 

ワーキングメモリの容量はとても小さく、貯蔵できる物事は7つ前後と言われている。仕事の現場では新しい情報が次々に飛び込んでくるから、新しいことを記憶するたびに追い出されていく。したがって記憶は「忘れない」というより「忘れるものだ」を前提に対策を講じればよい。外部の補助ツールを活用すれば(メモのような)、仕事の精度は向上する。

 

「がんばりすぎない」こともミスを減らす一つの方法らしい。極端に視野を狭くしないで、広い視野で物事を俯瞰することを言う。横着をするということではない。特に真面目な性格の人や、なまじ知識がある人ほど、先入観や思い込みにとらわれやすく、視野の外のものに注意が向かずミスを犯す傾向が強くなる。次は「コミュニケーションミス」について。

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