平成29年3月11日(№7269) ガンになっても仕事を続けられる

ガンになっても仕事を続けられる

ガンと診断されて職場を離れる人は少なくない。離職理由としては「職場に迷惑を掛けたくない」「両立の自信がない」など理由はいろいろだが、病気をきっかけに雇用を打ち切られるケースも少なくない。それは仕方がないと思うかもしれないが、これは後悔のもとになるケースが多い。ガン患者にとって働きやすい環境はないかもしれないが、協力は得られる。

 

もちろん体調が思わしくないのに無理をして働くことはよくないし、治療に専念することも必要だ。患者に仕事を無理強いするのは間違っているが、癌だから仕事をしてはいけないということはない。ガンと診断されても悲観的になって仕事を止めることは避けて貰いたい。諦めずに働いている人も多く、経済的にも出来れば働き続けたい。回復のもとになる。

 

代替え医療とどう付き合うか。平たく言えばサプリメントのことだが、私は一切飲用しない。多くの方からがんに有効だと高価なサプリメントを進められたが受け付けていない。医師から進められるものだけで支障はない。サプリメント利用は自分からが23,3%、家族や友人の勧めが76,7%で医師の勧めはない。高価な費用を支払う値打ちはないということか。

 

中には有効なものがあるかもしれないが、少なくとも科学的に立証されていない薬品は役に立たず害を及ぼすと考えた方がいい。現状では癌の治療や再発予防に、直接的な効果が証明されたサプリメントはない。中には健康被害が出る可能性もあるので独断で判断してはならない。私は肝臓に四つもの癌を抱えているが、今のところ医師の指示に従って悪くない。

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