美しく元気に生きる

「美しく元気に生きる」 ①若返りは 不可能ではない

①若返りは不可能ではない

敬老会の仲間入り

これまで「好老社会を創る」をテーマに連載してきましたが、稿を新たに「若返るための健康法」について私の実践を通じてお伝えしたいと思います。健康な年寄りになるのではなく、老化をストップして若返るのです。

私は昭和十二年三月一日生まれ。晴れて後期高齢者(光輝幸齢者)になり、地域の敬老会にお招きいただきましたまだバリバリの現役で働いておりますから、気持ちの上では「老壮青」のうちの「壮」の気分でいます。だから会場に入ってちょっぴり違和感がありました。「七十五歳、おらが村では、青年団」の気分で、心を新たに新入会員としてのご挨拶をさせていただきました。「人はすべて幸せになる権利を持っています。しかし、それは与えられるものではなく、自らの力で幸せになる義務を伴うものです」。つまり、依存心を捨て、自主・自立の心で生きる決意を披露したものです。少し生意気かと思ったのですが…。

骨を丈夫にする

人並みに歩けることは若返りの第一歩です。一般に年齢と共にカルシウムが減ってくるといわれますが何故でしょうか。通常の食事を摂っている限り、骨の中のカルシウムも血液中のカルシウムも、イオンのバランスによって一定の値に保たれるようになっています。

それなのに骨が非常にもろくなっているとしたら、それは歩き足らないからです。高齢者がいくら健康食品で補っても骨がもろくなるのは、年を重ねるに連れて運動量が減るからです。骨はカルシウムの銀行のようなところ。歩かなくなると貯金がどんどん減ってきて、腰や膝に痛みが出てきます。痛ければますます歩かなくなります。悪循環に陥るのです。高価な薬を飲んでも、老いをストップさせることは不可能なのです。いつまでも若くありたいと願うなら、毎日歩くことです。休んではダメですよ。

目標は一日一万歩

私はある動機から「百キロウォーキング」に参加し、完歩する目標を立てました。高齢だから一気にとはいきません。まずは三年計画で、つまり七十七歳の喜寿に目標達成することを決めました。腰も膝も十分ではなく、ことあるごとに整形のお世話になっていました。

少し無理ではないかと思ったのですが、一日一万歩以上、三百六十五日休まないことにしました。昨年の五月十五日に始めて、九月二十日現在、四百九十日続けています。累計で五百四十万歩になりました。不思議なことに腰の痛みはなくなりました。夢のように膝もスムースになりました

歩くことによってカルシウムのバランスが復活したのです。大会に参加し、昨年は戸河内から「いこいの村」までノンストップで20㌔を4時間半、今年は島根県・匹見町まで40㌔を九時間半で歩きました。ウエストが細くなりました。顔色もよくなり、しわが減りました。髪まで増えてきました。奇跡!(続く)