美しく元気に生きる

「美しく元気に生きる」 ③「一物全体」で バランスの良い食事を

③「一物全体」で バランスの良い食事を

「一日一食」のお薦め

個人差や好みがあるから強制は出来ませんが、私は一日一食をお薦めし、自分でも実践しています。難しい理屈はさておき、食事の量が多いほど内臓は働くことを求められます。心臓も胃も腸もしばらくはフル回転します。腹いっぱいの満足感が体内の器官を疲労させます。もしも三回の食事を一回にしたら、その分だけ内臓は休息ができます。

その休息が高齢者の老化のスピードをゆっくりさせ、若返りへと方向転換させます。一気に習慣は改まりませんが、お腹がすいたと思ったらジュースやビスケットなど、胃腸に負担を掛けない食べ物で補給をします。百一歳の現役医者・日野原重明先生は、一日一食で一日実働十八時間働いておられます。満腹状態よりも空腹の方が脳が活性化し、よく働いてくれます。まずはよい食習慣を身につけることから始めたいですね。そうすれば若返りが可能になり、百歳現役も夢ではない?

小魚は栄養満点

身体を若返らせるために必要なのは「完全栄養」を取ることです。そして栄養は「量」ではなく「質」で得られことを自覚することですね。たくさん食べたら栄養が取れるのではないのです。栄養を摂取するにはそれなりの体内コストが掛かります。したがって「質」はバランスであることを、よくよく自分に言い聞かせます。そして納得します。

食べる量はすくなくてもすべての栄養素をバランスよく含んだ「完全栄養」を摂取することです。まずは「牛乳」や「卵」です。すべての栄養素がバランスよく含まれています。バランスのよい食事とは、私たちの身体を構成している同じ種類の栄養素が、同じ比率で含まれているものです。それは丸ごと食べることで可能になります。牛肉は栄養分がありますが、一頭を丸ごと食べることは出来ません。お薦めは魚です。小さい魚なら「皮ごと骨ごと頭ごと」食べることが可能です。これを「一物全体」と言い、栄養満点なのです。

丸ごと食べる

前述の小魚も同様ですが穀物、野菜なども丸ごと食べられます。自然界の命を丸ごといただく「丸ごと食」が、生命体としてのバランスを取るにはまったく相応しい食べ物と言えます。丸ごと食べるには小さいものが良いと分かります。

日本の食生活の考え方の基本は、食べ物はすべて薬であり、全体を食べること自体が、そのまま生きていくのに欠かせない「養生」になっています。丸かじりとなれば、大きいものより小さいものの方が人間の食べ物として相応しいことになります。例を上げればマグロよりイワシが優れていることになります。穀物、野菜はすべて含まれます。

わたしは原則一日一食ですが、少量のご飯、メザシやアジの開き、シイタケ、ごぼう、ダイコン、サトイモなどの煮物が中心です。補助食品はお餅です。一日の摂取量は千キロカロリー程度です。これでしわが減り、疲れなくなるから不思議です。