平成24年6月21日(No5663)   異なる考え方を認め合う

異なる考え方を認め合う

お付き合いのある松井邦雄さんが関係する活動グループが、出版記念パーティを催された。松井さんは元広島市議会議員で誠実な政治活動をしておられた。憲法九条問題や原発問題については考え方に大きな差がある。一致しているのは中田宏の政治家としての生き方に共鳴しているところ。そのご縁で第1回広島講演会から今日まで会員として支えて下さる。

 

主催者の中原好治さんは民主党の県議会議員で松下政経塾の7期生である。生憎の台風4号の前触れの雨で会場の商工センターまでは夕方のラッシュで予想外に時間が掛かった。開始の午後6時にぎりぎり間に合った。会場では中原さんと松井さんが歩み寄ってくださり、久し振りの握手で久闊を叙した。60名ほどの会だったが、お二人以外には面識がない。

 

考え方や立場の違いで否定し合っては、せっかくのご縁を台無しにしてしまう。松井さんにはいつも支えてもらっている。ささやかではあるが恩返しをしたような気分になった。飲まないし、食べない。しばらく歓談し、同じテーブルの人たちとご縁を結んで退場した。違いを認め合うことは新しい価値を生んでくれる。否定は価値を減ずる。会議などでも同じだ。

 

提案に対してそれはダメだと否定すると、新しいアイデアが生まれなくなる。認め合ってこそ新しい提案が生まれるというものだ。消費税増税法案に対しても「あなたは間違っている」と否定するばかり。それならば否定を超えて新しい提案をするのが筋だろう。政治も企業も町内会も似たようなもの。提案競争で新しい価値を生んでこそ活性化に繋がる。否定合戦は世の中を暗くする。価値観の異なる人こそ大切にしたい。

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