平成27年7月25日(№6792)  難客に激賞される

難客に激賞される

毎週木曜日には社長と現場を巡回するが、一種のセレモニーのようなものでしゃしゃり出る場面はほとんどない。笑顔で礼儀正しくしていれば役割が務まる。それでも現場によっては心が痛むこともあるし、心が踊るほどの喜びが与えられることもある。巡り合わせの妙があるのかもしれないが、良いこともそうでないことも集中することが多い。素直に受ける。

 

7月23日は梅雨が続いているような不快な一日であったが、巡回の内容は「吉」のてんこ盛りであった。お客さまの笑顔にたくさん接することができた。真摯な職人の仕事ぶりを褒められた。とかく現場では礼を失することが多いとされるが、中には整理整頓の悪い職人もいるが総合点は極めて高い。その分だけお客さまの笑顔が増えてくる。懸命な汗は心地よい。

 

お客様もいろいろでお人好しの人もあるが、けんもほろろの難客も少なくない。あるトラブルがあってお客様から門前払いを食った。一人の顧客を失うと四十人の顧客が去るという。理由は誤解によるものであるが、誤解というものは簡単に溶けるものではない。その難客からキッチン、トイレ、浴室など、リフォームとしては大きい部類の注文をいただいた。

 

初めて難客に接したが、担当の山野幸恵さんをベタ褒めされた。「私が御社に注文したのは、担当の山野さんの誠意に感動したからだ。全て彼女の営業力による」。ここまで褒められると尻擽いが、これほど嬉しいことはない。会社の信用を社員が落とすことはしばしばあるが、会社が落とした信用を社員が回復させることは滅多にない。ほとんどないといっていい。

 

会社は優れた社員が支えてくれる。決して経営者の功績ではない。報いることはないが、せめて感謝の気持ちは伝えたい。

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