暮らし新発見

マンションから一戸建てへ暮らしのすべてが新鮮に

二十年の暮らしにピリオド

独身のときマンションの3LDKを購入し、二十年前に結婚した。二年目に長男が生まれてもう十七歳。六年目に長女が、続いて二男が生まれた。子供が二人になったとき少々狭いと感じていた。両親は貧しかったせいもあるけど、子供が三人いても2LDKで辛抱した。不自由なりのよさもあったが、いまは時代が違いものも豊富になった。子供たちも友達が呼べないとか、大騒ぎが出来ないとか不満も色々あったようだ。引っ越しを考えたのが六年前、簡単に見つからない。

希望する条件にほぼ満点

いろいろ物件を見て回った。買物の便利、学校への通学、すべて希望を叶えてくれる物件は見つからなかったが、銀行、病院、スーパーが近くにあるし中学校も正門まで一分足らず。日当たりもいいし、布団がいっぱい干せるのは嬉しい。お隣サンとも玄関が離れていて、出入りもまったく分からないくらい静か。子供が騒いでご迷惑を掛けて…と謝っても、何にも聞こえんよって言われる。難点をいえば吹き上げ風があり少し寒い。それでも建具は二重だから締めておけば部屋の中には影響がない。問題はガレージが一台分しかないので近隣で探すことが必要。階段を少し広げて安全のために手摺りを付けた。ぜいたくを言えばきりはないが、今の住まいは我慢というより幸せが多い。

子供たちは広すぎて淋しいかな

住まいの広さは3LDKから6+2LDKs、面積は68㎡から185㎡に急拡大。思いがけない問題が起きた。大きな声を出さなければ届かない。二男は寂しいといって自分の部屋で暮らせない。長女はかなり慣れたようでもう心配はない。それでもみんなで一緒にいる方が楽しいという。長男はみんなでゆったり過ごせるのは、「父のおかげ、感謝でいっぱい」と殊勝な言葉を出す。特にクローゼットは独占でお気にいり。

二世帯住宅を一世帯に

キッチンも広いから親子が楽しめる。特に長女は料理が好きらしい。野菜を切るときもリズムに乗って快適な音を響かせる。二男はマンションの厳しい約束から解放され、庭を走り回っている。マンションでは駐車場を走ってはいけないし、騒いでも叱られる。石を蹴って遊んでいたが、その石もみんな行方不明。幼稚園年長組だけにとにかく騒ぎたい。庭に草が生えていると大喜び。みんなで庭づくりをし、ピンクシャンデリアを植えた。「ホンコンドウダンツツジ」ともいう。広くなった分、困ることも生まれる。

待望の犬が家族入りする予定

長女は犬を飼う予定にしているが大丈夫なのかな。自分でキチンと世話をしないと可愛そう。飼えば家族になるんだから責任がある。準備がたいへんだが今のところドッグランを作っている。二男が草むしりをして喜んでいる。何といっても人生の初体験だからね。注文が多くて困っている。ウッドデッキとテラス、それに勾配も必要だとか。ここまでやれば外は終わり。

新しい暮らしの決まり

家が大きくなった分、光熱費などの経費がかかる。家族会議を開いて「経費節減」を決定。長女が省エネ委員長に就任。掃除も玄関、外階段、内階段、お庭、窓ガラス、それぞれの部屋、お風呂、トイレなど役割が決まったが、いつまで続くか。それでも生活習慣になれば辛いことはない。それまでの辛抱次第。二男は小学校に入るまで自分の片付けのみ。後は免除。

業者の皆さんに感謝!

185㎡の広さだから簡単にはいかない。マルコシさんの提案で構造体は触らないようにしてリフォームの価格を下げた。築三十年の割りには傾きもないし、建物の隙間も見られない。業者のみなさんはほんとうによくやって下さった。特に階段の造作は相手がコンクリートだけに難工事だったようだ。工事中は住んでいなかったのでお茶も十分出せず、感謝でいっぱい。心からお礼申し上げます。

(文責:木原伸雄)