暮らし新発見

大黒柱と弁天様の譲り合いが生む幸せ家族

大黒柱と弁天様の譲り合いが生む幸せ家族

大黒柱と弁天様の譲り合いが生む幸せ家族

リフォームで暮らしが変わる

住まいのすべてをリフォームするには勇気と家族の協力が絶対条件。何よりも多額の費用が掛かる。思い通りの住まいに変身するか不透明。妻や娘の積極的な参加も不可欠。望む条件は膨れっ放し。ともかく爪先を向けないと前に進まない。

 二か月ぶりのわが寓居は確実に生まれ変わっていた。不満がないと言えば嘘になるが、予想を超えた出来栄えに満足している。わが家は人も羨む円満家族。プライバシ―を尊重しながらも、食事と団欒を殊の外大切にしている。幸い実現した。

外観

リフォームのきっかけは二台分の駐車場が欲しい

築26年で建て替えも考えていたが、フォーラム新聞がきっかけでリフォームに踏み切った。何よりも娘のために、二台分の駐車場が欲しかった。邪魔になる柱を除いて耐震補強をする最大のテーマがクリアーできた。限られた敷地と建物の有効活用は、プロに委ねる。

 さいわいマルコシビルの仮住居で暮らすことになった。アクセスの良さは申し分なし。何よりのメリットは、いつでも細かな打ち合わせと確認ができることだ。

 担当の金本さんは、昼夜、休日を問わず丁寧に対応してくれた。会社の姿勢も手に取るように見えていた

あれもこれも気にっている

リビングは引き込み戸にしたから解放感にあふれて落ち着く。高台に位置するので眺望もいい。高い天井がゆとりをもたらす。

 上がり框の工夫はさほど広くないスペースを有効活用。収納が壁面に納まったのですっきりした。壁面の朱い和紙がポイント。

 娘のお気に入りはテレビコーナー。大型画面がすっきり納まり、背面の調湿効果が高いエコカラットはこまやかな心遣い。埋め込み照明も部屋を引立てる。

 和紙の壁、ヒノキの腰板、竹のフローリングの和風インテリア・トイレは、「落ち着く」と妻のお気に入りで私がチョイスした。

玄関

一目惚れした日光杉のカウンター

キッチンは対面システムだが、カウンターにはマルコシに展示してあった無垢の黄金杉を設えた。風合いと滑らかな肌ざわりが心地よい。朝食はおしゃべりしながら自然の木肌を楽しむ。

 インテリアは床材の黒いアジアンフローリングが基調。古民家風や暗いムードにならないか心配したが、施工したお客さま宅を訪問し、暮らしぶりを聞きながら確認した。黒い室内だけに飴色のカウンターが輝く。

カウンター

自分の目で確かめる大切さ

 リフォームは出来上がらないと分からない商品だけに、プロに任せっきりではいけない。業者には業者の責任があるように、施主には施主の責任がある。それを果たすためには、納得できるまで足を運ぶことだ。

 ショールームは商品の確認には有効だが、生活感がないのでそれだけでは誤りやすい。施工現場で仕上がりを確認したり、施主の方のリフォーム後の暮らしや業者の仕事振りを確認することも欠かせない。

トイレ

計画は譲り合いわがままを慎む

基本計画がないと話し合いは前に進まない。間取り計画は大黒柱の役割だろう。意見が分かれたときは譲り合い、最終的には弁天様の意見を採用するのが、円満解決の秘策だ。わが家ではその仕組みができている。

 お互いに仕事を持っているので、家事は助け合って分担している。大黒柱が威張りすぎてもいけないし、弁天様が手抜きすると平和を乱すもとになる。

 ガレージから直接キッチンに入れるのは減築の効果。

キッチン

増えすぎた家具の後始末は勇気が要る

リフォームで減築したスペースだけ部屋は狭くなる。それでなくても、わが家は家具道楽、思い出の品々も大型のものから処分した。 

 家電もエコポイントを活用し、すべてを新しくした。便利が良くなっただけではなく、置くスペースも半減。

 開口部はすべてペアガラスサッシを採用し、冬暖かく、夏涼しい快適さが味わえる。遮音性能が高く、穏やかな暮らしができる。もちろん、住宅版エコポイントはフル活用した。

 リフォームした住まいで新しいドラマがどのように展開するか、楽しみがいっぱい待っている。

間取り図