研修リポート

論語が教える人生の知恵⑧ 平成23年1月27日(木)

論語が教える人生の知恵⑧

毎週木曜日の午後4時半から開いている全体研修のテーマに、「論語」を選んだ。56章句をピックアップし、8回シリーズで学び合った。「論語」は古くさい、堅苦しいとして敬遠されがちだが、学びこむごとに「心の杖」になることが分かる。その素晴らしさを全社員が理解したかどうかは分からないが、突破口の一つになったと信じている。

 

最終講は「自己研磨に励もう」のうちの後半7章句。①「身勝手な心をなくす」、②「己のために学ぼう」、③「楽しみながら学ぶ」、④「いろいろな人と付き合うことで成長する」、⑤「人に頼り過ぎない」、⑥「あと一歩の努力を惜しまない」、⑦「自分で限界を作らない」。研修を受ける立場は楽ではないが、差はあるが成長の跡が見えるのは嬉しい。

 

各章句のやり取りの中で「仕事は楽ではないが楽しい」という発言があった。『それを知っているというだけでは、それが好きな人間にかなわない。しかし、好きというだけでは、それを心から楽しんでいる人間にはかなわない』。仕事の真髄は「楽しむ」ことにあり、「楽(らく)」とは次元が違う。「楽しむ」とは、満ち足りた状態で心が安らぐが正しい。

 

「楽あれば苦あり、苦あれば楽あり」と先人は伝える。禅問答のようだがそうではない。「手を抜けば、手が掛かる。手間を掛ければ、手間が掛からない」。日常それぞれが体験していること。大抵のクレームは、すべて事前の手抜きが原因で、時間と費用を無駄遣いする結果になる。仕事は辛く楽しくない。事前の準備がキチンとしていれば、仕事は楽しくなり成果も上がる。明日からの変化が楽しみだ。