研修リポート

全体研修 実践で生きる「小山講座」② 平成23年11月17日(木)

実践で生きる「小山講座」②

前日にテキストを渡され、予習をしておくようにとの指示があった。ところが兼好法師の「徒然草」の各段が列記してあり、それぞれ面食らったのではないか。「つれづれなるままに、日暮らし硯に向かひて、心に移りゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、怪しゅうこそ物狂ほしけれ」の序段くらいは知っていると思うが、果たして?

 

解説をうかがうまでは珍糞漢糞のところはあったが、字句、文章の解説は手馴れたもので惹きつけられてしまった。テーマは「『組織の一体化…』などをもらったが、零細企業においては、一人一人が能力を上げていくことが組織力を高める。上げる→同じところに留まらず、前を向いて歩く。『狎れ』『甘え』を戒める。やっている積りでは進歩しない」。

 

「最後の最後まで気を抜くな。大抵のミスはホッとしたところで起きる」。「先送りしてはいけない。やってから休め!」「次ぎあると思う心が懈怠を生む」、「季節のあいさつも、気候の良し悪ししに踏み込まない」、「吉凶は日によらず、人で決まる」。「良い日でもできないものはできない。悪い日でも出来るものは出来る。言い訳しては何も出来ない」

 

「出来ないことはやらさない。ミスすればやらす方が悪い」。「変わったことが起きたときは、変わったことに気付く。変わったことに気付かない人間が多い。小さな変化を見逃すな」。「改めて益なきことは改めるな。無駄をするな」。「先人のよき言葉はいつの時代でも通用する」。解説の巧みさで「徒然草」が現代に生きていることを知らされた。