研修リポート

商人の守るべきは謙の一字なり 平成22年11月22日(月)

商人の守るべきは謙の一字なり

新人研修は今回から「商いの基本心得」に入り、営業担当者として心得なければならない原理原則を15単元に分けて学ぶ。テキストは江戸中期から後期にかけての著書からから抜粋してまとめてある。青野豊作著「商売繁盛の知恵」。出典は「町人嚢」「二宮翁夜話」「世間胸算用」「商家秘録」「富貴の地基」などで、学ぶポイントに溢れている。

 

一日に一時限を75分とし、二時限分を学ぶ。①は『商人の守るべきは謙の一字なり』。大意は「商人として商売の世界で大成し、悔いのない生き方をしたいと考えるなら、先ず商人の本分、務めを正しく理解しなければならない。商人は常に謙虚をでなければならない。お客様に礼儀正しく接するのは当然たが、人として恥じない商売が大切」。

 

研修をしながらいつも実感することだが、今のビジネスマンは驚くほど日本の歴史、文化にも無知である。これは決して本人たちの罪ではなく、戦後の学校教育、家庭教育に欠落していた部分ばかり。家庭は言うに及ばす、小学校から大学まで教える土壌がなかった。多くの人が知らないで生きているが、ホンモノのビジネスマンを志すなら不可欠。

 

②は『売って悦び買って喜ぶようにすべし』。「商売は売り手も買い手もともに満足し、さらに喜びが必要である。売り手が喜び、買い手が不満を持つやり方は間違っている。逆の場合も同じ」。マルコシの【経営理念は】ここから生まれている。進め方は朗読と一問一答方式だが、残念ながらほとんど答えられない。無理もない。初めての経験だから。