研修リポート

売利を得るは商人の道なり 平成22年11月26日(金)

売利を得るは商人の道なり

慌しい一日が通り過ぎた。20数年、左官工事でお世話になった大谷敏雄さんが心不全で亡くなられた。最後のお別れをしたが、現役を離れて10年を超えるが、指先は職人のまま。今では珍しい頑固一徹の左官職人だった。新人研修を一時限に短縮し、駆け足で小学校の協力者会議に参加。枝葉末節の話が多く、基本に戻すための苦労が多い。

 

研修は自分のこととして受け止めれば理解が進むが、人間の本性はどうしても自己中心になり、過去の成功体験が道を阻む。商人のホンネは利益を得るために働く、このことがトップにこなければ前に進まない。利益を得るには売上が必要、売り方も問われる。順序を間違えないようにしたいものだ。正しい売り方をするにはお客様の共感が条件。

 

そこで掃除を始めとする地域社会への貢献度がモノを言う。自分のためになら誰でも汗を流す。しかし人のために流す汗は尊く、見ているものの共感を呼ぶ。結果として好感度、知名度がアップし、良質な売上が得られる環境が整う。そして利益が得られ、利益行為を万民が認めるとといている。その通りだと過去を振り返りながら実感している。

 

一歩踏み込んで「お客様第一主義」ではなくお客様第一義」だという教えがあった。伝えにくいと思いながら、ともかく解説した。「第一主義」は自分の主観や損得で左右されるが、「第一義」には、自分の主観が入る余地はない。お客様が大事だということは、主義や意志以前の理屈抜き、商売の絶対の真理を言う。難しいが理解してくれたかな?