研修リポート

「商人は蟻の如く・・・」「良薬は口に苦く・・・」 平成22年12月13日(月)

「商人は蟻の如く・・・」「良薬は口に苦く・・・」

今日は珍しく雨の一日。早朝清掃のとき外出しただけだから、さほど影響はないが晴れの方がいい。新人研修も残り三回になったが、十分思いを伝え切れず至らなさを実感している。研修の機会はわが身にとって有り難い。足りないところが鏡に映るようにはっきり見える。その分だけ予習、研修、復習の密度が高くなるご利益がある。

 

第10講「良薬口に苦く、金言耳に逆らう」、その通りと頷くほかないが、実行は難しくても、物差しの役割は果たしてくれる。多くの場合、金言などは耳が逆らう前に気付かない。問いかけに付いては、自分の事として具体的な答えを求めているが、どうしても自己防衛の本能が邪魔をして抽象的になる。それを承知で問答を繰り返すことになる。

 

第11講「商人は蟻の如くつとむべし」、これまた道理の羅列になる。「渡世肝要記」は蟻と蜘蛛との違いを書いているが、比喩が分かりやすく解説も容易だ。ところが理解はできるが、日常の習慣とするのは簡単ではない。誰でも楽な道を選ぶ。好んで困難な道へ進む人は稀だ。正論を屁理屈でもいいから頭の隅におけば、いつの日か役に立つ。

 

「教育は流水に文字を書くが如し」と教わるが、学校ではないのだから悠長なことは言っておられない。少なくとも半年で成果を出さねば役割は果たせない。といって焦ってはいない。「苦情小言は宝の山。ひとつずつ処理すれば、知識となりアイデアとなる」「商売は一生懸命取り組めば、自然とやさしくなり、いい加減に取り組めば難しくなる」。