研修リポート

「お得意様は・・・」「わずかの得意・・・」 平成22年12月3日(金)

「お得意様は・・・」「わずかの得意・・・」

不覚にも下痢をして体調を崩してしまった。「胃袋のない人間は便秘がちだから甘酒を飲むとよい」とアドバイスがあり、すぐ実行。効きすぎたという次第。アルコールを受け付けない体質だから、甘酒くらいでもダメなのか。しかし、便秘解消には即効だった。慣れに勝つものはないので、もう少し試してみるつもり。お陰で半日休む羽目になった。

 

『お得意様は仏壇に入れて拝むべし』 木造の大黒様を階段の踊り場に飾っているが、気づかないとの返事。毎日何度も前を歩くのに、そんなものかと初めて知った。研修の大切な事項だから見てくるように指示した。大黒は「色黒く丈低し」「財宝の袋」「米俵」「打出の小槌」を確認してもらった。勤勉、忍耐、謙虚の大切さが伝わったか。

 

『わずかな得意なりとも粗略にすべからず』 三越の母体である呉服屋・越後屋の「三越小僧読本」の商人心得のうち、接客心得には学びが多い。「美服なるお客様にはバッタの如く頭を下げ、粗服なるお客様には傲慢たる態度。商人としてはもっとも恥ずべき行為なり」と教えている。小口商いの大切さ、子ども、年寄り客の扱いなど学びが多い。

 

研修講師の心得の一番は「予習をきちんとすべし」を守っているが、本意を十分伝えるには至らない。こちらはリラックスしているつもりでも受ける方は緊張しているから、なかなか考え方が柔軟になりにくい。それを理解しながらより噛み砕いて分かりやすく伝えたい。テキストを目で読むのは見たに過ぎない。予習はまず朗読からと指示した。