研修リポート

論語紀行③ 平成23年2月24日(木)

論語紀行③

全体研修で取り上げている「論語紀行」は、すでに「木原伸雄のちょっととーく・人生講座」で12回シリーズとした。じつのところメンバーの評判がよく、難しいといわれる論語をやさしく学ぶ効用があった。事前に「論語が教える人生の知恵」を8回シリーズで学んでいた。ある意味で今回の全体研修は論語のひとまずの仕上げと考えていた。

 

進め方は同じなのだがモチベーションには雲泥の差がある。今週で12回のうち3回を終えたが、人生講座との差が開くばかり。笑い声は起こらず、真剣な話し合いにまで深まらない。仕事の悩みを抱えながらの企業研修と、積極的な人生を模索する人たちとの意識の差だろうか。仕事を超えた学びと思いたいが、現実はそう甘くはないようだ。

 

前回の全体研修8回の「論語」は仕事の中では何かのカタチで生きていると信じたいが、研修ではまったく学習効果は見えない。積極的に参加する、時間励行する、決められたように進める、意見交換する、研修報告書を書く。静かであり、期待したさんざめきは姿を見せない。愚痴みたいになったが、投げ出しはしない。厄介にとことん挑戦。

 

今回のメイン章句は「三人行えば必ずわが師を得」。知識・技能の習得だけではなく、人間として生きるための人格向上こそが大切と説いている。あらためてそこから再スタートしたい。他に「憤せずんば啓せず。ひ(りっしんに非)せずんば発せず」と「三年学びて穀に至らざるは得やすからざるのみ」。難しいことをやさしく伝える。商売の極意なり。