研修リポート

論語紀行④ 平成23年3月10日(木)

論語紀行④

先週は火曜日とて金曜日に「卒業記念トイレ磨き」があり、全体としては超ハードの週になった。こんなときこそ研修を続けてこそ価値があると思ったが休みにした。今週に入りやっと通常の勤務体系に戻ることができた。今週の学びは『礼のこころ』。孔子は礼の理想像として「文質彬彬」(心と形が美しく調和がとれて一体化している)を教える。

 

今回は三章句。

  1. 礼、礼と人はよく口にするが、礼とはただ玉だの絹だのという儀式道具のことをさしているのではなかろう。また音楽、音楽と人は口にするが、ただ楽器を鳴らすことをさしているわけではなかろう。
  2. 人間らしい心が欠けているならば、礼を行ったところで何になるだろう。人間らしい心が欠けているならば、楽を奏したところで何になろう。
  3. 内容は立派なのに、十分に表現しきれなければ、荒っぽい印象を与える。逆に表現が立派すぎて内容がそれほどでなければ、空々しい感じを与える。人間の内容(人格、知識)と表現(外見、ことば)とが程よく調和していてこそ君子なのである。

 

今回の学び合いでは考え方が二つに別れた。「心が入っていないと形だけでは空しい」、「心が入っていなくても形があればやがて整う」。心はやがて形に添う。例として「ありがとうはがき」が取り上げられた。たとえ形だけでも書き続けていれば内容がよくなる。書かなければ何も伝わらない。形がなければ「ほどよく調和」は遠くなるばかりだ。孔子様はきっと草葉の陰で苦笑。さて心? それとも形が先?