研修リポート

論語紀行⑦ 平成23年4月7日(木)

論語紀行⑦

田口智子さんが二度目のおめでたで今週末をもって退社する。途中、産休はあったが勤続12年になる。全体研修は本日が最後。巡り合わせの妙か、本日は章句の朗誦、解説の朗読、感想の披瀝、15分間の時間仕切りなどトップの役割となり見事に裁いた。章句は『天下の道なきや久し。天まさに夫子をもって木鐸となさんとす』

 

先覚者や世を導くものを『木鐸』という。かつては新聞のことを「社会の木鐸」といったが、メディアの堕落によりもはや「木鐸」の用はなさない。全員に名実共に「社会の先駆者」たる人は誰かの質問があった。中には感動、あるいは尊敬に値する人をあげたが、それは「木鐸」とは意味が違う。過半数が鍵山秀三郎さんを「社会の木鐸」とした。

 

カタカナ語が増える一方で、由緒ある漢語が姿を消すのは寂しい。学ぶことで知り、後世に伝えたいものだ。『君子もとより窮す。小人窮すればここに濫す』の章句で、今回の東日本大震災で見せた社長の対応を評価する社員が複数名いた。国難に取り乱した菅直人の醜態を見るに付け、あらためてリーダーの資質について考えさせられた。

 

『道行われず、筏に乗りて海に浮かばん』、知名度の高い『故きを温めて新しきを知る』。過去、現在、未来はつながっている・改革・改新を行うためには、過去~現在を徹底的に解明することが大切。大切なものは残し、不要なものは捨てるにも通じる。具体的な考え方が行き交い、有意義な研修になった。「改革」と「革新」の違いについては宿題。