研修リポート

論語紀行⑪ 平成23年5月26日(木)

論語紀行⑪ 天命を知る

先週はオレンジフェスタの準備でお休みしたから2週間ぶりになる。人間は楽な道を選びたがる生き物だから、社員の立場になるとウェルカムではない。しかし、たとえイヤでも学び続けなければ、これからの厳しい経営環境は凌げない。「怠惰」を排する思いが強くないと、迎合の心が職場を甘くする。好かれないところは一身に引き受ける。

 

今回のテーマは「天命」と「宿命」の理解。冒頭に社長が本日の学びのポイントを伝える。続いて論語の章句の朗誦、学んだポイントを述べる。さらに質疑応答へ移るが思ったように進むほど甘くはない。ときどき正鵠を射る体験談が出るものの、残念ながら的外れとあいまいな理解が多い。一章句ずつ家屋人視ながら進めるが、満点を求めるのは酷。

 

『これを知るをこれを知るとなし、知らざるを知らざるとなす。これ知るなり』。ここの極めが出来れば、お客様とのトラブルは大半が防げる。知らないことは正直に知らないといえばいいのに、知ったかぶりをしたためのトラブルは多い。菅内閣のように「言った言わない、聞いていない」などの話は致命傷になる。政治は気楽なもんだ。

 

ほかに『人知らずして慍みず、また君子ならずや』。ここに至れば生き方は楽になるが「人に認められようが認められまいが、気にしない。自分を信じ努力を続けよう」という心境にはなかなかなれない。しかし、これらの章句を学んで努力目標にすれば、いつの日か報いられるというもの。天は努力をいつも見ている。極まれば「偶然の橋」を架けてくださる。人のためではなく自分自身のために尽くす。