研修リポート

「商いの基本姿勢」④ 平成23年7月12日(火)

「商いの基本姿勢」④

 

『京にいれば今日の心にて勤むべし』

 

少しずつ意識的に研修の内容を変えながら進めている。現実の問題として研修の成果が、どこかに見えてこなければ時間を使っている意味がなくなる。光田さんには経営者としての自覚と考え方、大久保さんには年齢的にやり直しが効かないので中堅社員としての基本姿勢、佐々木くんにはビジネスマンとしての心構え、を同時進行と欲張っている。

 

事例と数字を交えながらの研修だから、受け止める立場の能力次第で成果は変わる。竹の子学園と同様に複々式授業のようなものだから、同じテーマでもそれぞれに理解できることが前提となる。社風や地域に合わせた商売の進め方について質問しながら、その回答をベースにしている。経験や知識に差が出て当たり前だが、基本はすべて同じだ。

 

佐々木くんには自主性を尊重したいが、それでは周囲と融合できない部分が増えてくる。誰にでも出来るささやかな積み重ねの自覚がないと一歩も前に進まない。ともかくやらせてみるしかない。「花の管理」について意見を交換したが、好き嫌いは別問題で仕事だからしっかり取り組むこと。お客様から信頼を得るには数字で語る能力が求められる。

 

地域のことを数字で把握する。論理的思考で伝える。落合や口田についても、文化や歴史を学んでおくと商売に強くなれる。基本的には競合対策を議論するよりも、競合しない世界を創り出す方が早い。競合対策は①商売を放棄するか。②相手の値段に合わせるか。③こちらの値段で売るか。④放棄するか。