研修リポート

「商人の自己啓発」② 平成23年7月22日(金)

「商人の自己啓発」②

 

『鈍刀 骨を切るということあり』

 

研修成果がもう一つということもあり、前回から少しずつ切り口を変えている。人間は生きている限り働き続けなければならない。辛いときも嫌なときもあると思うが、どうせなら楽しく働く。それには学び続けることが大切。方法は自らを磨き続けることしかない。あくまでも勉強は自分のためにしている。最初に研修の意味を砕いて伝えた。

 

身近な情報の感知、習得、人に伝える要約力など、実践を通じて学んでもらった。個人差もあり簡単ではないが、やってもらうしかない。戸惑いも多かったと思うが、こなしながら慣れるのがよい。研修報告書が形骸化していることを指摘し、学んだことを具体的に記録することを求めた。三者三様の報告書を読み、一歩前進だと受け止めている。

 

よく理解しないで語りすぎると、それぞれわき道へ逸れ始める。これではお客様の頭は混乱し、商談はリズムに乗れない。前に進めない。世の中のことに無関心だから的確に答えられないことは知りつつ、Q&Aを繰り返しながら理解を求めている。陰日なたなく愚直に努力すれば、いつの日か必ず報われると分かっても、辛抱できないのが普通。

 

「鈍刀はまともでは骨を切れぬ。鈍刀のくせ、特徴を見極め、心を静め切ると骨まで切れる」。「才子、才に倒れる。鈍才は秀才にはなれぬものの、努力の天才にはなれる」。相当の予習をしておかないと、テキストの内容は伝え切れない。講師は誰よりも謙虚に学べと天の声が聞こえる。