山田智恵のおもてなし

山田智恵のもてなし⑥「建具のはなし」 平成25年11月19日

⑥「建具のはなし」

「建具のはなし」のテキストは、①懐かしい雨戸の繰り音、②建具の歴史をひもとく、 ③絵巻物や文献から推測、④建具にも防火の工夫、⑤専門職と賃金、⑥文化と電灯が消える、の6章にまとめた。参加者は超高齢者が3名、小学生の母親が1 名、いずれも女性である。遅刻者があり開始が15分遅れた。その間に病気や呆けの話になってしまった。

 

山田智恵のもてなし⑥

 

戦国時代、織田信長に京へ招かれた徳川家康が雨戸の繰り音にびっくりし、戦備えをし たという逸話が残っている。浜松には雨戸がなかったと推察される。その事実を浜松から嫁いできた参加者が証明してくれた。雨戸は知らないという。徳川家康 が支配していた三河の国は、気候が温暖で平和な国であったのか。雨戸は必要なかったと推察される。

 山田智恵のもてなし⑥

 

 

長保2年(1000)の造東寺の修繕項目に職人の賃金が米で支払われたと記録が残っ ている。建具の普及で建具職人は重宝され、腕のいい職人の日当は高かった。米九升と評価され左官職に大きな差をつけていた。しかも建具によって分類され、 戸障子大工、戸大工、指物屋などに分類されていた。ちなみに役夫(人夫)の日当は、米二升五合であった。

 

山田智恵のもてなし⑥

 

呆けずに長生きするには、①引き篭もらない、②外に出て人に会う、③話をする、④勉 強する、⑤陰徳を積む、などとアドバイスした。何回も話しているように思う。それにしても91歳で杖を頼りに3階まで上がって500円を払って講座に参加 する。その意欲は尊敬に値する。生き方のモデルになり得る。初参加の若い主婦はどう感じたか。